Jar-BeatRecord/ジャービートレコード

ジャングルのフォーマットをトレースしていくのではなく、そのコアを掘り下げ、ジャングルという比類なきベース・ミュージックの下に横たわるものを――あらゆる音楽ジャンルに精通するYAHMANならではのイマジネーションを駆使しながら――炙り出していく。これは本当にクリエイティヴな作業だし、ジャングルに対する批評行為でもある。控えめに言っても、ブラック・ミュージックという雄大な流れのなかでジャングルを捉え直してみせた、こんなミックスを僕は聴いたことがない。天国のジェイムス・ブラウンさんやマイルス・デイヴィスさん、このビートが聴こえますか？
大石始（ライター／エディター／EL PARRANDERO）

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YAHMANのMIX CD『JUNGLE FUNK』のテーマは“FUNK”。ジャングルはラガだけではないという証の一枚。

『JUNGLE FUNK』は、超絶ヒューマンビートボクサー櫻井 響(KYO SAKURAI)によるこの盤のためのヒューマンビートボックス・イントロで幕開け。

先日のJAHTARI来日時にも話題になったMC SOOM Tによるブッ飛びフロウ炸裂のオリジナルDUB（JUNGLE）も収録。

さらに、櫻井 響(KYO SAKURAI)＆中目黒薬局の4CE FINGERによる激熱いソウルみなぎるオリジナル曲「Toranoko Shokudo」が『JUNGLE FUNK』のためだけに作られ収録されている。

『JUNGLE FUNK』はLIVE＆DIRECT MIX。

ジャケットデザインはKLEPTOMANIAC。

マスタリングはRemold Studioにて、エンジニアはMoss(Tiltloose) a.k.a. MANTIS。

DUB3曲をRECしたのはJERK'SREcording studio。Rec Engineer：e-mura(RUB-A-DUB-MARKET/JERK'SREcording studio)。