大袈裟太郎と残党プロダクション _ out to lunch(LIVE)[国内新品CD /HIP-HOP ,JAZZ]


大袈裟太郎と残党プロダクション

路上、雑踏、街角、街頭、そんな場所から偶然生まれたラッパー。
ROCK、ヒップホップ、レゲエ、JAZZ、ブルース、dub、パンク、すべてが形だけになり死んでしまった後に鳴り響き続ける、黄色い魂の音楽。
1999年、「HIPHOPは路上のCNNだ」という言葉を胸に、東京郊外よりラップ活動開始。こだま和文、犬式などへの客演を経て、大袈裟太郎とアドベンチャーズとして活動、浅草で人力車夫として走る傍ら、日本語ラップの伝統と可能性を追い求める。
2011年、3月11日の震災後、新たな音楽、新たな価値観の実証を試み、残党プロダクション旗揚げ。都市の荒野を歩く旅人たちへ、新しく懐かしい音楽が今ここに鳴る。

2012年、夏。cro-magnonから金子巧(jazzy sport)をピアノに向かえたライブ盤、
「OUT TO LUNCH!」を発表。
bebopJAZZ×HIPHOPの混血音楽は、日本語ラップを新しい地平へ導くだろう。


映画評論家 樋口泰人氏による推薦文

スタジオ録音のアルバムかと思ったらライヴ録音だった。
したがっていつもの緩いというかそれゆえ懐深い大らかな空気が満載の中、気付くと言葉が身体に絡み付いてくる。

日本のヒップホップもジャズもほとんど聞いて来なかったので、これを音楽的にどう説明したらいいのか分からないのだが、感情や状況や魂や風土が歌う何かではなく、純粋な言葉と声が作り出す音楽がそこにあった。
...
ふるさとを持たない者が作る音楽と言ったらいいか。
意味や源をもたない声と言葉がひとつの楽器として、バックの演奏と一体になる。
そこに初めて意味が発生する。
その発生が次々に更新される。

終わらない世界が生まれ続ける。

そんなアルバムになっていた。

樋口泰人(映画評論家 boid代表)
型番 国内新品CD
販売価格
1,980円(税込)
購入数