BLUEBERRY - SOUND TRACK - BLACK MOB ADDICT - 新品MIX CD-R

■ ARTIST : BLUE BERRY
■ TITLE : 『SOUND TRACK』
■ LABEL : BLACK MOB ADDICT

ブラックスモーカーのDJ、BLUE BERRYが、
架空の映画のサウンドトラックをイメージして完成させたミックスショー!!
USの90年代のヒップホップ、UKのブレイクビーツ、
またはクレズマーやジャズ、パンキー・レゲエが矢継ぎ早に展開していく!!

90年代にDJを始めたBLUE BERRYのキャリアを改めて
ここで振り返ることはしないが、彼は2020年後半から
1年あまりをかけて5枚ものMIXを発表してきた。
マンチェスターのエクスペリメンタルからアンチコンへと飛躍してみたり、
NYやニューオーリンズのジャム/ジャズ・バンドらの演奏に
激しいエフェクトをかけてDJシャドウのブレイクビーツと混ぜたり、
90年代のUSヒップホップ(主にブーン・バップ)を用いた現代的な音響実験を試みたり、
アフロビーツ/アフロフュージョンやゴムで攻め倒したり。
現在のクラブ・カルチャーやダンス・シーンのモードへの反応やそれらとの併走というよりも
(まともにクラブでのDJができない状況だからこそ生まれた5枚ともいえる)
独自のアンテナを張り、いわば感性のおもむくままにDJを愉しみ、カタチにしてきた。
そして今回は、架空の映画のサウンドトラックをイメージしたという。
前半は、90年代のヒップホップ、巨匠の軽快なビックバンド・ジャズ、アメリカ南部産
のファンキーなソウル・ミュージック、あるいはラガ・ヒップホップの大ヒット曲などを
矢継ぎ早にミックスしてムードを作り上げていくのだが、さらに興味深いのは、
後半の基軸となっている映画音楽である。
それは、例えばの話だが、2000年代初頭に活動を開始したある
東京のヒップホップ・グループが、90年代に一世を風靡したアシッド・ジャズの
グループのブレイクビーツを引用して過去のストリート・カルチャーやクラブ・ミュージックを
再解釈したときにもたらされる瑞々しい発見に近いものを聴き手に与えてくれる。

途中クレズマーまでかかるのは嬉しいおどろきで、そして最後のパンキー・レゲエは
多くの人がいま聴きたかった1曲だったと膝を打つにちがいない。(二木信)

型番 新品MIX CD-R
販売価格
1,650円(税込)
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