赤瀬川原平 - 新解さんの謎 - 文春文庫[国内中古BOOK/エッセイ]

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著者: 赤瀬川原平
タイトル:新解さんの謎
出版社:文春文庫

辞書の中から立ち現われた謎の男。魚が好きで苦労人、
女に厳しく、金はない―。
「新解さん」とは、はたして何者か?
三省堂「新明解国語辞典」の不思議な世界に踏み込んで、
抱腹絶倒。でもちょっと真面目な言葉のジャングル探検記。

紙をめぐる高邁深遠かつ不要不急の考察「紙がみの消息」を併録。
たとえば──[ばか]人をののしる時に最も普通に使うが、
公の席で使うと刺激が強過ぎることが有る。
[実社会]複雑で、虚偽と欺瞞とが充満し、
毎日が試練の連続であると言える、きびしい社会を指す。

[凡人]マイホーム主義から脱することのできない大多数の
庶民の意にも用いられる。
ぼくはまだ新解さんという人物に会ったことはないのだけど、
間接的に、おぼろげに、空気を介してその人物に接している。
いちど仲介者を通して会見を申し込んだこともあるのだけど、
「まぁ会わない方がええでしょう」
というご返事をいただいたそうで、いかにも新解さんらしいなと思った。
お会いしてもどういう会話をしたものか、見当もつかなかっただけに、
やんわりお断りされてホッとしたことも事実である。(あとがきより)
型番 国内中古BOOK
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