OLIVE OIL _ Tシャツ(XL)&7インチ&ピンバッチset [新7inch+Tシャツ]

*サイズは各大きさで注文カート別になって降りますので
お手数ですがご確認宜しくお願いいたします*
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WENOD RECORDS x LA MANO FRIA - KRISPY BEANS WHITE T SHIRT [XL/7"/PINS]
■ 6.2オンス ティシャツ / 綿100パーセント
XLサイズ寸法 : 着丈 75センチ : 身幅 60センチ : 袖丈 23センチ

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オリーブオイルがレーベルの音源をミックスしたMIX CD
"RICE AND BEANS : MIXED & SERVED PART.3" のジャケットデザインに使用されている、
あの有名なドーナツショップのパロディロゴ "KRISPY BEANS"。
LA MANO FRIAによるこちらのデザインを、
WENODとRL66によるコラボレーション・ティシャツとしてリリース

そして今回、ミックスCDでも使われている300枚限定プレスの "SOARSE SPOKEN" の7インチと、
OLIVE OIL "RICE AND BEANS : MIXED & SERVED PART.3" のオリジナルピンバッチが付いた合計3点のスペシャル・パック!

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 「東京・新宿で、アメリカのドーナツショップに並ぶ大勢の人々の奇妙な行列を見た。私は、なぜ人々がシステムの変化や改革のために行列をつくらないのかと疑問に思うのだ」

(design & text by La Mano Fria)

[LA MANO FRIA プロフィール]
La Mano Fria (Beta Bodega Coalition) From Miami。コロンビア人の父親とコスタリカ人の母親を持つグラフィックアーティスト、Beta Bodega Coalition代表。クイーンズで育ち、1994年までは、本場NYCのグラフィティライターとして活動するが、コスタリカに住む社会学者の叔父などの影響で、同年より自身の作品にラテンアメリカの視点からの社会的メッセージを込めるという現在のスタイルをスタートさせる。その後、マイアミへと移住し、Beta Bodega、Rice and BeansなどのIDMレーベルを立ち上げ、SchematicやMerckなどと共にマイアミをアンダーグラウンド・エレクトロニックミュージックの最先端都市として認知されるまでにシーンを成長させる。その後、2002年にPrefuse73とヒップホップレーベルBotanica del Jibaroを共同設立し、2005年にはインストゥルメンタルレーベルArepazを立ち上げ、CYNE、Epstein、Seven Star、Climber、Soarse Spoken、Deviant、JayTram、Chris Devoe…など数多くの才能あるアーティストたちの楽曲をリリースしている。それらレーベル作品のアートワークすべてを手掛け、また2006年には新たにT-ShirtsラインとしてRice and Beansを復活させている。Rice and Beansは1996年、NYCのRobert "Bobbito" Garc誕のショップでの販売からスタートしている。ヨーロッパでは数多くのツアーに加え、バルセロナSonar2004への参加やコロンビア最大の音楽フェスティバルMedelink2008への参加、日本ではStudio Voiceの表紙へのグラフィックの提供、Tokion、remix、Woofin'、Faderなどの数多くのインタビュー特集など、世界各国で注目を集めている。レーベル、T-Shirts、ブック、ペイント、ポストカード、ニュースレター、ウェブサイトなど、メッセージを様々なプロダクトにのせて世界中に発信する活動を続けている。


[RICE AND BEANS INTRODUCTION]
Rice and BeansのTシャツは、1996年にBeta Bodega CoalitionのメンバーであるLa Mano FriaとLord SPによって始まった。Lord SPは、Rice and Beans専属のDJでLa Mano Friaは、デザインを担当した。二人は、都市文化とラテンのストリート文化の要素を社会的メッセージと混合したアイディアとデザインを出し合った。 "Third World Power"という表現はこうして誕生した。

 Lord SPはラテン系若者達に受け入れやすいイメージを展望し、一方、La Mano Friaは、闘争的なイメージを考えた。第1作目のデザイン“Goya: Si es Latino tiene que ser bueno!(Goya:ラテンだったら絶対良いはず!)"は、Lord SPのアイディアである。Goyaというラテンを代表する食品メーカーをラテン系の誇りの象徴に反映させ、サイドプリントとして原材料にラテンアメリカの国々を並べた非常に簡単で効率的なデザインだった。しかしLa Mano Friaは、より奥深いメッセージを付け加えることをこのデザインを見て思いつき、Tシャツのタグに労働者を酷使し、労働組合を踏みつぶすなど様々な行為をしてきたGoya社に関する情報を付け加えた。

 次に出来たデザインはLa Mano Friaのアイディアを取り入れた作品である。"Breakfast of Champions"は有名なウィーティ・シリアルのスローガンをラテンアメリカの主食である米と豆に当てはめた。高給取りのスポーツ選手の変わりにグアテマラの自由の戦士を本当のチャンピオンとて描いた。先住民はいまだに制圧され、コロンブスの侵略から数百年後も虐殺されている。デザインは、また米国の教育の課程のなかで教えられる一方的な”歴史”に疑問を問いかけている。沢山の植民地の白人は、ライフルを持つと、"Minutemen"や"Sons of Liberty"と呼ばれ英雄になっている。しかし茶色の肌をもつ先住民が、ライフルを持つと"Sandinistas"や"Zapatistas"と呼ばれ犯罪者やテロリストと見なされている。

 Rice and BeansのTシャツは、1年しか続かなかったが、後に音楽とデザインとメッセージの要素を取り入れたレーベル、Beta Bodegaの基礎を築いた。GoyaとBreakfast of Championsに続くデザインは、未だベールに包まれたまま発表されていない。

 ニカラグア出身の3年連続DMC世界大会優勝のDJ Crazeからボリクアの伝説Bobbito "DJ Cucumberslice" Garciaまでヒスパニック系アンダーグランドシーンに絶大の支持を得ている大物達もRice and BeansのTシャツを誇りを持って着ていた。Bobbitoが1996年から2000年まで経営していたBobbito's Footworkというレコード/洋服/スニーカー店から販売がスタートした。サンプルとして貰ったシャツをとても気に入り、毎年ニューヨークで恒例の Puerto Rican Dayのパレードにも着ていったほどである。1996年の秋にFootworkでの販売を開始し、以降2種類のデザインを独占で販売した。そして1997 年Rice and BeansのTシャツ制作は終わった。

 Beta Bodegaがレーベルとして始まって以来Rice and Beansは、レコードレーベルとして復活をする。エレクトロニックでありながらとても荒い音が特徴で、メッセージは常に明確に表していた:Third World Power! (第三世界にパワーを!)。レーベルは、とてもアンダーグランドであったがリリースした作品は素晴らしい内容だ(我々の意見ではあるが)。特に傑作である El Santo (別名Otto von Schirach)とSpike(別名Phonem)のレコード、そして当時はまだ無名だったPrefuse 73のデビュー作品もある。他にもHip HopグループCyneのデビュー作、そしてBotanica del Jibaroの設立へも導いていった。現在レーベルは、使命を達成すると共に幕を閉じる時が来た。しかし決してこれは死ではない。10年前に始まったメッセージをTシャツのデザインで送るという原点に戻るのである。沢山の者が真似をしようとし失敗に終わっているが、Rice and Beansは、パイオニアとして復活を遂げた。
型番 国内新品7"
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Soldout